金融事業を主軸とした展開を行っているJトラスト株式会社の転機は2008年以降、代表取締役の藤澤信義氏が積極的に手掛けてきたM&A、TOB戦略です。
この戦略によってJトラストグループの総資産は07年と比較して一気に44倍となりました。
利益ベースでも営業利益は約20倍を達成しています。
そして、急拡大した事業規模を背景に近年では海外、特に韓国、東南アジアでの展開に注力しています。
最も力をいれているのが韓国での金融事業で、その参入は2011年4月から始まります。
まず、韓国で消費者金融事業を行う企業の買収から始まり、翌年の2012年には韓国の貯蓄銀行を負債事引き受ける買収に成功しました。
その後、2015年に黒字化を達成し、今後も利益を生み出していく計画です。
売上の目標は同社HPによると2018年には2015年の1907億円から2.1倍の4000億円を見込んでいます。
韓国国内では主に、新規の貸付を行う、割賦リース事業と貯蓄銀行業と債権回収、いわゆるサービサー事業の二本柱で展開しています。
この両者の事業展開によって互いにシナジー効果を生み出し、利益を生み出しているのは代表である藤澤信義氏の手腕にほかなりません。